メイク下地、コンシーラー、ファンデーションなどが一つになっている“bbクリーム”。
bbクリームは時短メイクができるとして大人気になっており、各メーカーが様々なbbクリームを販売しています。
そんなbbクリーム。
実は、bbクリームはシミ対策としても活躍する美容アイテムとなっているんです。
この記事では、シミ対策に役立つbbクリームの正しい使い方について解説します。
目次
bbクリームでシミ対策
bbクリームの正しい使い方を解説する前に、bbクリームが何故シミ対策に役立つのかを解説しましょう。
シミ対策に役立つ主な理由は次の3点です。
- 紫外線カットによるシミ対策
- 美白有効成分によるシミ対策
- カバー力によるシミ対策
紫外線カットによるシミ対策
bbクリームの多くはメイク下地、コンシーラー、ファンデーションとしての機能があるだけではありません。
紫外線カット効果もあります。
紫外線はシミの発生原因の一つで、紫外線の刺激によってメラノサイトという司令塔が活性化されてメラニン生成が促進されます。
メラニンは黒い色素でありその集合体がシミになるわけです。
つまり、紫外線カット効果のあるbbクリームを使えば、紫外線によるメラニンの生成促進を抑制するシミ対策が可能なのです。
紫外線カット効果のあるbbクリームは「SPF50・PA++++」「SPF42・PA+++」「SPF40・PA+++」などと表記されています。
美白有効成分によるシミ対策
bbクリームのなかには、美白有効成分が配合されているものもあります。
このため、美白有効成分によるシミ対策もできます。
美白有効成分はいくつかありますが、特に配合されることが多いのはビタミンC誘導体。
ビタミンC誘導体は、メラニン還元作用やメラニン生成抑制作用などがある強力な美白有効成分となっています。
美白有効成分が配合されているbbクリームは、「薬用」「医薬部外品」などと表記されています。
カバー力によるシミ対策
bbクリームのシミ対策の最大の特徴がカバー力によるシミ対策。
シミをカバーして隠すことでシミ対策をするのです。
そもそもbbクリームの“bb”とは、傷などを隠すという意味のある「Blemish Balm」の略となっています。
bbクリームはシミ隠しこそが本業なんです。
このカバー力によるシミ対策は、全てのbbクリームで可能となっています。
bbクリームの正しい使い方1~美白ケア~
bbクリームの正しい使い方のファーストステップは美白ケアです。
まだ、bbクリームの出番ではありません。
というのも、美白ケアをする前にbbクリームを塗ってしまうと、そのカバー力が仇になってしまうからです。
bbクリームのカバー力によって後から美白ケアをしても美白成分が弾かれて肌に浸透しないんです。
美白有効成分が配合されている薬用bbクリームを使っていれば問題ありませんが、そうでない場合はシミが悪化してしまう最悪の事態に…。
いきなりbbクリームを塗らないように注意しましょう。
おすすめ美白ケアアイテムはハクアージュ
bbクリームを塗る前に使用するおすすめな美白ケアアイテムは“ハクアージュ”という美白クリームです。
ハクアージュは、ビタミンC誘導体、ハイドロキノン誘導体、トラネキサム酸という三種類もの美白有効成分を配合しています。
このため、シミの発生を抑制したり、出来てしまったシミを消すことができる最強クラスの美白アイテムとなっているのです。
ちなみに、ハクアージュを塗る前に“導入化粧水”を使うと効果的です。
導入化粧水は、ブースターの役割を果たして角質を柔らかくし、ハクアージュの美白有効成分の浸透力を高めてくれます。
bbクリームの正しい使い方2~5点に付けて顔全体に塗る~
bbクリームの正しい使い方のセカンドステップは、顔の5点にbbクリームを付けてから顔全体に塗るというもの。
ハクアージュなどでの美白ケアが終わったら、いよいよbbクリームの出番となります。
顔の5点とは、おでこ・両頬・鼻・顎の5点。
5点に均等にbbクリームを付けることで、顔全体に斑なくbbクリームを塗りやすくなります。
使うbbクリームの量はメーカーごとにちがいますが、基本的には合計、真珠一粒分程度です。
bbクリームを塗る時のポイント1.美白ケア(スキンケア)の後は時間をおいてから
bbクリームを使う前には、美白ケア(スキンケア)をします。
スキンケアの直後は水分が多すぎるのでbbクリームを使うとカバー力に悪影響です。
このため、面倒かもしれせんが、3~5分程度の時間をおいて余分な水分を飛ばしてからbbクリームを塗るのがポイントとなります。
bbクリームを塗る時のポイント2.内側から外に
bbクリームを塗る時は、内側から外側に顔を引き上げるように意識しながら塗ると綺麗に塗れます。
シミなどが気になる部分は、指の腹で軽く叩いてから押さえ込むとカバーが崩れにくくなります。
bbクリームの正しい使い方3~二度塗り&パフやスポンジで仕上げ~
bbくクリームの正しい使い方のサードステップは次の二つがポイント。
- 二度塗り
- パフやスポンジで仕上げ
二度塗り
シミなどが気になる部分は、顔全体にbbクリームを塗った後に改めてその箇所だけ二度塗りするとより効果的にシミをカバーできます。
メーカーの定める推奨使用量を越える使用量を使うことになりますが、悪影響は一切ないので安心してください。
二度塗りをするとbbクリームの減りが速くなることだけが問題です。
なので、美白はハクアージュなどですると割りきって、bbクリームは美白有効成分が配合されていないような安いものを購入する手段もあります。
パフやスポンジで仕上げ
最後に、パフやスポンジで塗り込んだbbクリームを肌に馴染ませます。
指で塗って終わりにするのではなく、パフやスポンジで仕上げをするとより肌に馴染んで、カバーが崩れにくくなるのです。
ちなみに、パフやスポンジで仕上げをしてもカバーが崩れるという場合は、フェイスパウダーを最後に上にのせましょう。
フェイスパウダーを使うとカバーがより崩れにくいです。。
また、フェイスパウダーを使えばサラサラになるので、bbクリームによる肌への髪の毛の張り付き防止効果もあります。
bbクリームのシミカバー力をアップさせる使い方について
bbクリームのシミカバー力をアップさせる使い方があります。
それは、“ccクリーム”との併用です。
ccクリームとは、「Care Control Cream」の略であり、肌色をコントロールするクリームです。
美白ケアをした後に、ccクリームを顔全体に塗ってからbbクリームを使うとより効果的にシミのカバーができます。